あなたの思い出をリフォーム
思い出に着がえて・・・
捨てられないトレーナーが、子供の服に大変身!!
まずはその物語をご覧下さい。
私は大学1年の冬、山形出身の親友の勧めで蔵王温泉スキー場のホテルでアルバイトすることになりました。スキー経験がないばかりか、本格的な大雪を目の前にしたのはこのときが初めてでした。
「今日は天気もいいし、滑りに行こうぜ」と、友人に誘われて始めてスキーを履いてゲレンデに立ったときの恐怖心は今でも鮮明に覚えています。
しかし初めて滑ったこの日の午後、私はすでにボーゲンで曲がれるようになっており、その上達していく過程になんともいえない快感を覚えてしまったのでした。
この経験を境に私は、雪のない時期はアルバイト、シーズン中は山ごもりと、気が狂ったようにスキーにのめり込んでいったのでした。
同じ大学に通うスキー仲間7人は、毎年蔵王スキー場でスキー合宿を行い、とことんスキーの上達を目指しました。
この「とことん」つまり「限界までチャレンジする」の意味で、「TO THE MAX」と私たちスキーチームの名前を決定したのです。
私は、背中に「TO THE MAX」と書かれた皆でそろえたトレーナーをいつも着て、スキー上達をめざしました。
その甲斐あって、2年目に1級、3年目にはなんと東京都スキー連盟公認準指導員のテストに合格しました。
大学時代に準指導員の資格を手にした人は学生準指と呼ばれ、それはそれはスキー仲間から羨望の目で見られる特殊な存在であり、私はその時最高の優越感を味わったものでした。
もちろん、わずか3年という短い期間で準指導員に合格するには、並大抵の努力ではなしえません。
ナイター照明が消えた後も板を担いでゲレンデを登っては滑りを繰り返し、何度も何度も高度な技術を練習したものでした。
その時のスキーに賭ける情熱とエネルギーは、まさに背中に書かれたTO THE MAXで、このトレーナーはそんな私をいつも温かく見守ってくれていました。
だからこのトレーナーは、私の全てが染み込んだかけがえのない特別な宝物なのです。
家内は、私のこの大切な思い出が詰まったトレーナーでロンパースを作り、二人の子供たちにそれを着せて育てました。
このロンパースを着て、おしゃぶりをくわえながら危なげにヨチヨチ歩きするわが子は、雪山で必死に頑張っていた私の青春時代と重なり、たとえようのない幸福感に包まれたものでした。
皆さんにもありませんか?
絶対に捨てることの出来ない大切な思い出が沁みこんだ大切な一着。
さあ、今すぐ何かの形に変えて甦らせましょう。
それは、まるで思い出に着替えるように。。。
ファイエット 河口浩明
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