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私を号泣させた『一通のメール』

私は、インターネットを通じてこのサービスを開始して本当に良かったと思っております。そして、ずぅーっと続けて行く事が使命である、とも思っております。
なぜそこまで強く想うのか・・・。
それはネットサービス開始間もない頃、たまたま私が担当したSさんからのご依頼品をめぐってのやり取りで、私は号泣してしまったからです。

Sさん「セーターの穴あきは直りますか?」
のお問い合わせで商品は届けられました。
私、「もちろん直ります。しかし袖を中心に20箇所以上は虫食いとなっておりますの
  で修理代は3万円以上になるかもしれませんよ?」
Sさん「代金はいくら掛かっても結構です。もう着ることは出来ないとあきらめながらインターネットで検索していたらこちらのサイトが見つかったものですから・・・。どうしても直して欲しいのです。」
私、「分かりました、ではお引き受けいたします。穴は小さな部分もたくさんあります
から、出来るだけ安く上がるように努力してみます。」

修理が済み商品をお届けした数日後、Sさんからメールが届きました。

『ニット119番 河口様
 今、セーターが届きました。
 穴の修理もほとんど目立たず、きれいに直してくださり感激しております。
 実はこのセーターは、亡くなった母の形見なんです。
 虫食いがひどく、もう着て外出することはできないと諦めておりましたが、直って本
 当に良かったです。
 また母と一緒に外出できるような気持ちになれます。
 本当に、本当にありがとうございました。   
             Sより 』